令和5年3月、軽井沢町議会の定例会が開催された。
会議では、町長の土屋三千夫氏が挨拶を行い、自身の考えや今後の施策について述べた。この中で、特に「声が届く信頼の町」が町づくりの基本的な考えであると強調し、町民とのコミュニケーションを大切にし、様々な立場の方々と共に未来を作り上げる意志を示した。
また、主要な施策として、新庁舎整備計画の凍結と再検討を挙げ、町民の意見を尊重しながら進めていくことを約束した。さらに、公共交通の整備や医療体制など、住民の生活に密接に関わる問題に対しても、具体的な対策を講じることを宣言している。この予算案の総額155億円となり、前年よりも減少したことも注目されている。
続く議事では、国民健康保険制度の改正や消防団員の規定改正など、地域社会や住民生活に関わる重要な議案が多く取り上げられた。特に、国民健康保険の出産育児一時金の引き上げは、町民にとって大きな朗報となるだろう。