令和4年4月28日、軽井沢町議会は第1回定例会を開催した。
議事は多岐にわたるが、特に2つの議案が注目を集めた。まず、議案第25号として提出された軽井沢町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてである。この改正は、消防団員らの災害補償制度の見直しに関連している。消防課長の竹内好則氏は、年金制度の変更に伴う法令に基づく必要性を説明した。
質疑は行われず、即決で可決された。この決定を受け、消防団員の安全と福利増進が期待される。
次に日程第4では、議案第26号の町道変更について審議が行われた。地域整備課長の浅賀信雄氏は、町道の変更理由について丁寧に解説した。現在の町道が行き止まりであったため、廃止と一部の変更を行う必要があったという。
これも質疑なしで進行され、全員の賛成により可決される運びとなった。町のインフラ整備が進むことが期待される。
また、藤巻進町長は、新型コロナウイルスの感染状況について懸念を示し、特にゴールデンウイークにおける感染防止策の遵守を呼びかけた。現在の県内の新規陽性者数は高水準であり、医療体制にも影響が出ているという。感染対策の必要性は高まる一方で、町民に対して協力を求めている。
最後に、議案の内容に関連して税制度に関する報告も行われた。税務課長の市村和則氏が、町税条例及び国民健康保険税条例の改正について説明した。これにより、課税標準額の調整が行われ、町民への影響が見込まれる。