軽井沢町議会は、令和2年6月の定例会を開催した。
本会議では、議案質疑が行われ、いくつかの条例改正案が登場した。議題の一つである議案第34号では、長野県町村公平委員会の共同設置に関する地方公共団体の減少及び規約変更が提案されたが、質疑は行われなかった。
さらに、議案第35号の軽井沢町選挙公報の発行に関する条例の改正案も質疑なしで終了した。議案第36号の介護保険条例、議案第37号の後期高齢者医療に関する条例についても同様だった。これらの改正案は、特に地域の福祉と健康に関わる重要な内容で、議員らはその確認を重視している。
また、松本市村守議員が質疑した議案第40号については、町内に新たに開設されたおおきくなあれ保育園が関連した内容であり、栁澤こども教育課長がその状況を詳しく説明した。この質問に対し、風越学園は該当しないと答えた。
次に、議案第43号では、町単団体内統合向けに購入するサーバーの契約についての説明があり、赤井信夫議員が質疑を行った。森総合政策課長は、この中間サーバーは4台組み込まれ、随意契約の理由を、他社導入に伴う時間的コストも関係していると述べた。
また、委託料に関しては年594万円を計上していることが説明され、契約継続の重要性が裏付けられた。この議案も質疑なしで終了した。
最後に、議案第44号から第49号までの予算案についても、すべての質疑が行われず、円滑に会議が進められた。
全ての議案について質疑が行われない異例の事態となったが、このことが議会の円滑な運営を示すものとして捉えられた。今後、議案への関心を高める必要があると強調された。