令和3年11月22日に開催された軽井沢町議会定例会では、重要な議題が取り上げられた。
特に、令和3年度軽井沢町一般会計補正予算(第6号)の可決が注目された。
新型コロナウイルスの影響を受けた経済や灯油価格の高騰に対処するために補正予算が提出された。
藤巻進町長は、灯油価格の上昇が影響していることを指摘し、非課税世帯に対する福祉灯油券の配布について詳細に説明した。
この灯油券は12月3日から送付される予定であり、対象世帯は約2,500世帯と見込まれている。
この補正予算には、聖南地区複合施設建設工事に関する予算も含まれており、総務課長の上原まち子氏は、原料不足と価格高騰による予算の増額についても触れた。
議員からの質疑に対して、土屋裕子保健福祉課長は、灯油券の配付は申請不要で行うと説明した。
さらに、以前にも同様の制度が実施されていたことが確認され、その必要性が改めて認識された。
予算案は、質疑の後、即決で可決され、議会は順調に進行した。
藤巻町長は、その結果に感謝の意を表し、今後の事業の迅速な実施を約束した。
議会はこの後、次回の12月会議に向けて準備を進めるとして、散会となった。