令和5年5月1日、軽井沢町の第2回定例会が開かれた。 この会議では、多くの重要事項が決議され、初の議長選挙が行われた。
臨時議長として紹介されたのは、佐藤敏明議員である。彼は選挙後の議会開会に向けて自己紹介を促し、議員全員が前に出てその名を明かした。 この後、町長の土屋三千夫氏が登壇し、挨拶を始めた。彼は、4月23日に実施された議会議員選挙について言及し、19名が立候補した結果、全16名が選出されたと報告した。 また、先日のG7会合における軽井沢の成功を称え、町民の理解と協力への感謝を述べた。
続いて、遠山隆雄議員が選出され、議長としての挨拶を行った。彼は、ペーパーレス化や議会運営の改善など、今後の目標について触れた。 また、議会の役割を強化し、議員の研修や資料提供の充実を計画しているとした。
会議の中で行われた各種の選挙では、副議長に川島さゆり議員が選出され、彼女の挨拶では、新人議員を含む多様な意見をもとに議会運営を進めることへの意気込みが語られた。
特に注目すべきは、令和5年度軽井沢町一般会計補正予算の議案である。これは、生活支援のための給付金が増額される内容で、特に低所得の子育て世帯に向けて、児童一人当たり5万円を支給することとされた。 議案は全員の賛成で可決された。
そのほか、報告事項として、体罰事案の和解報告や軽井沢町税条例、国民健康保険税条例に関する改正内容も審議された。 最後に町長は、今後の施策推進に向けた強い意気込みを示し、議会の活性化を期待して閉会となった。