令和3年第1回軽井沢町議会定例会が5月7日、町役場で開催された。
ここでは、新型コロナウイルス感染症や一般会計補正予算に関する重要な議題が取り上げられた。
藤巻進町長は冒頭の挨拶で、緊急事態宣言の発出について触れ、町の対策への理解を促進した。特に、町民に対して新しい生活様式の推進や慎重な行動の周知を強調した。
さらに、令和3年度の一般会計補正予算案も審議され、低所得の子育て世帯に対する特別給付金を支給するため、5,431万円の増額が提案された。上原まち子総務課長は、給付金が児童1人当たり5万円支給される仕組みについて詳細に説明し、予想される支給対象者はおよそ1,000人と見込んでいることを述べた。
質疑はなく、議案は全員賛成で可決された。藤巻町長はこの補正予算が早急に実施されるよう見込んでいると述べ、町民の支援が目的であることを明確にした。
その後、議長の辞職が許可され、土屋好生氏が新しい議長に選出された。この新議長は、住民参加や議会の活性化を目指し、オープンな議会運営に注力する意向を表明した。
また、副議長には遠山隆雄氏が選出され、引き続き議会の機能強化が図られる。これにより、議会は町民の声をより一層反映した政策立案を進めていく考えを示した。