令和3年第1回軽井沢町議会定例会が開催され、新型コロナウイルス感染症対応策や補正予算の審議が行われた。
町長の藤巻進氏は挨拶の中で、参議院長野県選出議員補欠選挙の実施とそれに伴う補正予算の提案をした。また、軽井沢ファイト商品券や宿泊クーポン券の利用期日の延長も発表された。これにより、町民や観光客の利用を促進する意向を示している。
議案第2号、令和2年度軽井沢町一般会計補正予算は369万円の予算を計上し、参議院補欠選挙のための消耗品費が含まれている。上原まち子総務課長が提案理由を説明した後、質疑が行われ、主に補正予算に関連する詳細が問われた。議会では質疑が終了し、即決によって可決された。
次に、町道における車両損傷事故に関連する専決処分の報告が行われた。田中一紀上下水道課長は、事故の詳細と損害賠償額が全国町村会の保険で全額補填されることを報告した。損傷額は12万6,988円で、町の負担がゼロであることが強調された。
さらに、別の専決処分として公用車と一般車両の接触事故に関する報告が行われた。浅賀信雄環境課長が事故の経緯を説明し、双方に損傷がなかったため、自己負担の示談書が取り交わされたことが述べられた。
最後に、町長が再度挨拶を行い、議決を感謝した。新型コロナウイルスの感染予防策を講じた上で選挙が執行されることが強調され、長野県の支援金による飲食業や宿泊業への支援が期待される。
この会議は、令和3年2月4日に開催され、全ての議事が終了した。