令和5年9月14日、大崎市議会は第3回定例会を開催し、市長の行政報告や複数の議案が審議された。
特に、市長の伊藤康志氏は、今年の猛暑による熱中症の影響を訴え、市民へ十分な水分補給を呼びかけた。
さらに、近年の天候不順による大雨にも触れ、適切な避難行動を促進した。これに関連し、過去の統計と比較して熱中症患者が増加している現状を示した。
また、議会質疑では新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種についても議論が交わされ、市長は現状の受け入れ体制や接種率について詳細を報告した。
具体的には、65歳以上と基礎疾患を持つ方への接種を進めており、接種者数は28,992名、接種率は25.4%であることを強調した。
会期が23日間と設定され、複数の請願や報告が審査された中で、特に小中学校給食費の無料化に関する請願の訂正が承認された。これにより、子供たちに対する支援が一層強化されることが期待されている。
さらには、令和4年度の健全化判断比率として、実質公債費比率は6.8%、将来負担比率は64.2%であることが報告され、市の財政状況についても詳しく説明された。