令和4年9月20日、議会改革推進会議が開催され、議会の活性化に向けた多くの検討課題が議論された。
出席委員は5名で、山口 荘一郎会長が会議の進行を司った。議会の活性化に向け、各会派から提案が寄せられ、今後の議論をどのように進めていくかが焦点となった。山口会長は、「議会改革推進会議ではこれまでの課題を整理し、次回以降も議論を継続したい」と強調した。提案内容は、各会派の意見が反映され、様々な視点からの議論が求められる。
勝又 和宣副会長から代表されるニュー石巻からは、予算決算の審査方法や複数の常任委員会制度の活用が提案された。市民の声を反映させる議員定数の検討も重要な議題として扱われた。公明会の渡辺 拓朗委員は、「選挙期間中の遊説時間帯の申合わせやタブレット導入の利点についても考慮すべき」との見解を示した。このように各会派から様々な意見が寄せられ、議会活性化への意欲が感じられる。
日本共産党石巻市議団では、予算決算の審査方法に関する課題への取り組みを強調した。日高見会の都市甲 マリ子委員は、「議会への市民評価制度を導入し、運営に市民の意見を反映させる」と提案した。さらに、議会の情報発信改善やオンラインでの参加可能性についても意見が交わされた。市議会事務局からは、政治倫理条例への見直しが提案され、実効性を高める議論が必要とされる。
議会改革推進会議は、今後も継続的に課題を整理し、議論を深化させる必要があるとされ、次回の会議でさらに具体的な方向性を定めるための取り組みが進められる。また、育児や病気などを理由とした欠席についても基準を設けることの重要性が指摘され、次回以降の議論での成果が期待される。
今回の会議は、石巻市議会としての未来を見据え、より開かれた議会を目指す重要な議論の場となった。