令和5年12月18日、東松島市議会は第4回定例会を開催した。
本会議では、議案の審議が行われ、各議案が可決される運びとなった。
議案第68号の「東松島市道の駅条例」について、産業建設常任委員会委員長の熊谷昌崇氏は、道の駅の利用者に対する利便性向上が特に重要であると述べた。
この条例案は、販売店舗の使用料が妥当とされ、原案通り可決された。
次に、議案第73号「東松島市社会体育施設条例の一部改正」が議題に上がった。
同委員会の委員長である小野幸男氏は、鷹来の森運動公園にスケートボードパークが新設され、利用料については小中学生の多い利用者層を考慮し、無料化が決定される見通しであると報告した。
また、マレットゴルフ場の利用料は300円に設定されることとなり、賛成の声が上がった。
また、議案第74号の「国民健康保険税条例の改正」も報告された。
総務常任委員会委員長の五野井敏夫氏は、法的要請を背景に、原案通りの可決を主張した。
国保税を低下させることが自治体としての任務であると強調した。
火葬場条例の改正を扱った議案第75号については、光熱水費や修繕費の高騰を受け、値上げの必要性が説明され、こちらも原案可決に至った。
続いて議案第77号「奥松島運動公園の指定管理者の指定」においては、(株)アークリンクが選定され、地域貢献を期待されている。
議案第78号と79号では、それぞれ老人福祉センターと矢本駅前複合施設の指定管理者が可決され、地域社会における福祉向上が図られる見込みとなる。
最後に、議案第80号「奥松島観光物産交流センターの指定管理者の指定について」も審査され、可決となった。
この結果、すべての議案が可決されたことにより、令和5年第4回東松島市議会定例会は閉会となった。