令和4年12月1日、石巻市議会第4回定例会が開会した。
議会では、会議録署名議員の指名と会期の決定が行われた。そして、提案理由の説明が行われ、次期の議案審議に向けた準備が整った。
議長の安倍太郎議員が開会を宣言し、出席議員全員が会議に臨んだことが確認された。本日の主要議題は、まず会議録署名議員として21番の大森秀一議員、22番の阿部久一議員、23番の丹野清議員が指名された。
会期については、今期議会が本日から12月16日までの16日間と決定され、「異議なし」との声があがった。
次に、齋藤正美市長から行政報告が行われた。
市営住宅で発生した火災に関する重要な情報が発信され、入居者の安全が最優先であることが強調された。また、市長は火災発生後の対応を述べ、入居者には火気の取り扱いに対する注意を再確認する意向を示した。
さらに、湊東地区の復興公営住宅に関する住民訴訟の判決が報告された。控訴が最高裁で続いており、市は弁護士と連携して対応を進める意向を強調した。
その後、補正予算案の提案が行われ、特に電力料金高騰対策や医療機関支援についての措置が紹介された。
市長は、令和4年度の一般会計補正予算案として、15億6282万7000円の規模を示し、各部門の予算付けが行われることを説明した。これには、民生費、商工費、教育費、災害復旧費など幅広い分野が含まれている。
提案された条例議案には、個人情報保護に関する施行条例や情報公開審査会条例などが含まれ、議会の審議を仰ぐことが求められた。
議長は、提案理由に関する質疑は後日の審議で行うと述べ、議会を次回に再開することを告げて本日の日程を終了した。
これにより、石巻市の行政運営がどのように進められるか、議会の動向が注目される。