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石巻市議会、第4回定例会で一般質問を実施

令和元年12月19日、石巻市議会の第4回定例会で一般質問が行われ、台風第19号の被害に関する議論が中心に。
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令和元年12月19日(木曜日)、石巻市議会は第4回定例会を開催した。この会議では、議員による一般質問が行われ、特に台風第19号被害に関する議論が中心であった。

議長の木村忠良議員は、出席議員が全員であったことを確認し、本日の会議を開始した。最初の日程である会議録署名議員の指名が行われ、西條正昭議員、後藤兼位議員、水澤冨士江議員が選ばれた。次に、一般質問に移り、3番目に発言した髙橋憲悦議員が、東日本大震災からの復興に関連した重要な質問を提起した。

髙橋議員は、特に大川小学校問題について言及した。震災での犠牲を悼み、市としての対応が問われる中で、最高裁の判決に基づく市長の責任について厳しい問いかけがあった。亀山市長は、最高裁の決定を受けて、市民へ心からのおわびを申し上げ、再発防止に向けた取り組みを強調した。質問には他の議員からも共感を得る声が上がった。

次に、台風第19号による被害状況が議題に上り、浸水被害や排水対応についての議論がなされた。市民が求める迅速な対応の必要性が強調され、特に仮設ポンプの燃料切れの問題や、排水ポンプ車の適切な配置についても厳しい指摘があった。市担当者は、今後通報システムを見直し、対策を講じることを表明した。

また、財務部長は、石巻市の財政状況についての説明も行ない、経常収支比率が99.9%に達していることを危惧しながら、将来の財政運営の方針を述べた。特に、大川小学校の賠償金の支払いによる影響や、災害援護資金の管理についても言及があり、健全な財政運営が必要との認識が示された。

最後に議会は、議員からの質疑を受けて、今後も再発防止や復興に向けた一層の努力が求められることを再確認した。議長は、今後の議会での対応について慎重に検討する意向を示し、会議を終了した。

議会開催日
議会名令和元年石巻市議会第4回定例会
議事録
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