令和3年2月10日に開催された全員協議会では、石巻市の重要な地域計画が議論された。
特に、石巻市国土強靭化地域計画(案)については、震災後の復興から得た教訓をもとに、強靭な地域づくりに向けた取り組みが重要視されている。
亀山紘市長は、「この計画は震災復興基本計画に基づくもので、新たな異常気象に対応するためのもの」と述べた。今後、この計画は平時から持続的に策定され、多様な事業を通じて地域の強靭性を高めることが目指される。
次に、第2次石巻市総合計画策定スケジュールについても説明があった。市長改選に伴う市長選挙が今年4月に行われるため、策定スケジュールが下方修正され、7月から9月の間に完了する見込みである。復興政策部の今野正太郎課長は、「選挙後のスケジュールで進める旨を理解していただきたい」と強調した。
また、石巻市第4次障害者計画及び第6期障害福祉計画に関しても注目された。髙城英樹福祉部障害福祉課長による説明では、計画は令和3年度からの新しい6年間の取り組みを定め、特に「共生のまちづくり」を基本理念に掲げることが説明された。彼は、「障害者が安心して自分らしい生活を送れるまちを目指す」と語った。