令和6年1月22日、議会改革推進会議が開催された。
会議では、議会活性化に向けた検討課題や議会改革推進会議の活動報告について議論が交わされた。
山口荘一郎会長が会議を開会し、出席委員4名が確認された。各課題について細かい検討が行われ、各委員からの了承を得ながら進行された。
議会活性化に向けた検討課題では、予算・決算の審査方法が取り上げられ、特別委員会及び分科会方式を採用することが確認された。これに関して山口会長は、「現状の利点を極力失わない方式を検討していくこととして、この方向性を会派で共有してください」と述べた。
また、議員定数については、「特別委員会を設置し、次の選挙の1年前までに回答を提示すべき」とする方針が示された。参加者はこれに同意したことが確認された。
タブレット導入に伴う紙の削減についても議論され、ペーパーレス化に向けた取組が継続されることが決定された。「今後もアンケートを継続し、対応を引き継いでいく」と山口会長が強調した。
市民評価制度の導入については、慎重な意見が多く、導入が見送られることになった。議会の情報発信強化に向けても、広報広聴委員会の活性化が提案された。
議員のハラスメント防止については、今期の検討は終了し、次期の会議へ引き継ぐこととなった。「ハラスメント防止のタイミングを見計らう必要がある」との意見もあった。
オンライン委員会の導入に関して、ハウリングや音声の聞き取り精度に課題があることが確認され、オンライン対応設備についても今後検討することとなった。