令和2年12月18日、石巻市で第4回定例会が開催され、地方創生や健康施策など多岐にわたる議題が議論された。
特に一般質問では早急な健康対策が求められた。例えば、楯石光弘議員は自粛生活による市民健康への影響を指摘した。
不安やストレスの高まりが個々人の健康に及ぼす影響について、亀山紘市長は具体的な支援策を提示した。運動促進やメンタルヘルスの強化に向けた取り組みの拡充が強調された。
また、石巻市は水産業のさらなる振興に向けた施策も審議された。吉本貴徳産業部長は現行の漁業振興策について説明を行い、捕る漁業から育てる漁業への転換が重要であると述べた。これにより海洋環境の保全と漁業資源の持続的利用を両立させる方針が示された。
一方、石巻市未来戦略会議の議題には、民間企業との連携を強化するための具体策が含まれ、地域資源を最大限に活用した施策が必要となると認識された。市と民間のパートナーシップのもと、地域活性化を推進するための施策の速やかな実施が求められた。
この会議では、石巻市の未来に向けた具体的なプランが議論され、市民生活に寄与する様々な取り組みが今後の市政に反映されることを期待させる内容となった。地区特性を活かした戦略的な活動が、地域活性化に必要不可欠とされ、議会からの強い要請が飛び交った。