令和2年9月4日に開催された議会改革推進会議では、議会活性化に関する複数の議題が取り上げられた。
まず、議会活性化検討スケジュールに関して、各会派からの意見を集約し、一般質問の発言時間についての議論が行われた。ニュー石巻の佐藤雄一副会長は、答弁を含む発言時間を60分に延長することを提案し、参加者はこの意見に対して、反応を示した。
公明党の渡辺拓朗委員は、時間の見える化を強調し、60分以内の制限が適当と述べた。一方、共産党の齋藤澄子委員は、コロナの影響によるリスクを考慮し、発言時間を50分に戻すことが妥当と述べた。議長の山口荘一郎会長は、意見の調整を行い、状況に応じた柔軟な対応を求めた。
その後、会派代表者質疑の発言時間についての協議も行われ、各会派の意見を聞いた。従来通りの方式を支持する声が上がり、現在の体制を維持することが適切との意見が多数を占めた。
また、今後の検討課題として、ICT化の進展によりタブレット使用の導入についても意見が交わされた。タブレットの導入は、議論の過程で便利とされ、佐藤副会長は導入の前向きな姿勢を示した。
このように、会議では各会派が市民の利便性を向上させる観点から活発な議論を行い、議会改革の詳細な進展について合意を形成することを目指していた。タブレットの利用が進むことで、効率的かつ迅速な情報共有が可能になることが期待されており、最終的な議論は次回の会議に持ち越されることとなった。