令和4年12月15日、石巻市議会第4回定例会が開かれました。この会議の中で、「持続可能なまちづくり」や「労働者協同組合」についての議論が行われ、市民参加を促進し地域の力を向上させるための方策が示されました。
会議では、初めに石巻市の「都市計画マスタープラン」が紹介され、住民が主体となったまちづくりが目指されています。市民の意見をもとにした協働の重要性を強調し、近隣地域や各自治体との連携を図りながら、地域の独自性を生かした持続可能なまちづくりを推進することが求められています。
また、労働者協同組合法に関する取り組みも取り上げられました。新たな働き方を実現するこの法律によって、多様な就労機会が生まれることが期待されています。市としては、行政内での勉強会を実施し、地域団体と連携した取り組みを推進していくという方針が示されました。
さらに、健康づくりパーク(河北地区)の供用開始が近づいており、高齢者や地域住民が集まる憩いの場になることが期待されています。市は広報活動を通じて、市民への周知を強化し、有効活用を図るとしています。
本市では、特に課題となる人口減少への対応も議論されました。半島地域の人口が著しく減少している現状を踏まえ、地域活性化のために多様な施策が求められています。市は、交通インフラや地域資源を活用しながら、交流人口の増加などを目指していることが強調されました。