石巻市議会において、学校給食費の徴収方法や市民サービス向上の取り組みが議論された。
特に、学校給食費の徴収を市の歳入として管理する公会計化の必要性が指摘された。従来の方法では、教員が直接保護者に対して徴収を行い、その業務が教員にとっての負担となっていた。教育委員会事務局長の及川伸一氏は、現年度分の徴収方法について、保護者に対する柔軟な対応を講じるよう努めていると述べ、お悔やみ窓口の設置についても話が及んだ。さらに、高齢者や要支援者の避難に関しては、避難所ごとのマニュアルや通常の避難所とは別に設けられた福祉避難所の設置状況が報告された。
また、ゲーム依存症についても言及があり、家庭や教師による対応の重要性が強調された。教育長は、子供たちの健全育成に向けた取り組みを続けていく姿勢を示し、プログラミング教育が依存症防止に寄与する可能性について発言。学力向上については、福祉部長が支援員の配置や研修を通じて、スキルアップを図っていく必要性を強調した。