令和2年9月18日に行われた石巻市議会第3回定例会では、様々な議題が取り上げられた。
本会議ではまず、会議録署名議員の指名が行われ、次に一般質問が行われた。特に注目されたのは、黒須光男議員に対する懲罰動議である。この動議は、他の議員による発言に基づき提出され、懲罰特別委員会に付託されることが決まった。
次に、代表的な議題として湊東区画整理事業が挙げられた。進捗状況に関する質問があり、復興事業において重要な役割を果たしていることが強調された。これに関連し、株式会社ヤマニシの再建についても質疑が行われ、地域経済において不可欠な船舶業の再建に向けた課題が共有された。
女川原子力発電所の再稼働に関する県の住民説明会では、参加者からの不安の声が上がったことも併せて報告された。特に避難計画の議論が続いており、今後の取り組みが求められる。
人事に関する質問では、市職員の残業時間が前年に比べ増加しており、この問題の背景や改善策について議論が交わされた。さらに、年度の採用予定数についても議論が行われ、定員適正化に向けた採用計画が提示された。
河南総合支所の建て直し計画についても触れられ、施設の老朽化に対する認識が共有された。特に河南体育センターは現在使用されておらず、その今後の整備方針に関心が寄せられた。
また、下水道の受益者負担についての質疑もなされ、減免の状況や新たな対象地域についての説明が行われた。最後に、 regionの上下水道の整備や洪水対策についても具体的な進捗状況が報告され、特に中ノ堀水路の整備に関する今後のスケジュールが話し合われた。
このように多岐にわたる議題が議論され、特に復興とその影響に関する重要な課題に対する認識が高まった。議会では、今後も多くの市民にとって安心して住める環境を整備していく必要があるとの意識が共有され、各議題に対し積極的な議論が交わされた。