令和3年3月19日に開催された新型コロナウイルス感染症対策検討協議会では、公共施設の開放及び高齢者へのワクチン接種状況についての報告が行われ、感染症対策に関する様々な議題が討議された。
疾病予防担当部長は、公共施設の開放について報告し、3月8日から条件付きで全施設を開放達成したと説明した。これは、過去約2カ月間の制限における市民や事業者の協力によるものとし、感染状況は改善傾向にあると述べた。さらに、3月21日の緊急事態宣言解除後、改めて条件を緩和し、小規模イベントの開催も見込まれていると強調した。
次に、高齢者向けのコロナワクチン接種についての報告も行われた。ワクチン供給が遅れているため、当初予定されていた3月下旬からの接種は見送られることとなった。今後、4月に毎週975回分が供給される計画だが、供給されるワクチンの総数は、約3,000弱とされ、本市の高齢者12万3,000人に対しては不十分な状況である。疾病予防担当部長は、リスクの高い方から接種を進めて行く意向を表明した。
そして、協議事項において、新型コロナウイルス感染症対策に関する提言に対する回答が了承された。これには、感染症拡大予防物資を各施設に効果的に配布することなどが含まれ、医療機関への補助金の支出状況も報告された。特に、昨年12月に議決された補正予算により、各医療機関への補助金が確認され、多くの支援が従前よりも安定して届く見込みであるとした。
保健所の体制についても、多くの職員が協力し、必要に応じて支援体制を維持している.statusreport
新たに教育委員会からの教育関連の報告では、コロナ禍における修学旅行の柔軟な対応が提起された。市内での旅行を検討する意義が強調され、感染症対策を考慮する中での方向性についても協議された。市内での旅行は、地元経済への支援となると考えられ、今後の情勢に応じて学校の判断に委ねられる形が望ましいとの意見が相次いだ。
最終的に、各議題について多くの意見が出され、議会での今後の対応の必要性についても確認された。協議会では、