令和2年9月定例議会の議会ICT化運営協議会が開催された。
協議テーマは主にオンライン会議の実施に向けた内容だ。
参加者は、議員のオンライン環境に関してアンケート調査を行うと決定。
これにより、議員側のハード面の環境についても個別に調査が実施されることとなる。
事務局案に基づき、オンライン会議には議員個人の所有機器を使用することが原則となった。
また、執行部及び事務局側については、既存の機器を最大限活用することが求められる。
新たな機器の購入は、必要に応じて行う方向で進める。
ビデオ会議アプリに関しては、試行で使用した"Zoom Online Meetings"の有料版を契約し、今後の運用に活かす。
この決定は、オンライン会議をスムーズに進行するための重要なステップと評価されている。
通信障害時の取り扱いや懇談の実施方法については、次回の議論に持ち越しとなった。
また、運用に際しての様々な課題も議論され、各協議会へのオンライン会議の試行を依頼することが決定された。
さらに、議会ICT化に係る今後の事業検討の一環として、出退掲示板の更新や議場への大型スクリーン導入に関する予算要求は令和3年度予算で見送ることが決定。
これはコスト削減を目的とした措置である。
次回の協議会は10月1日の午後1時30分に予定されている。
この会議で引き続きオンライン会議運営やICT化に関する具体的な議論が行われる見込みである。