令和5年9月14日、議会制度検討会議が開催された。
新たに会派を結成した日本維新の会のオブザーバー参加が認められ、運営上支障ない範囲で発言が許可されることが決定した。また、議員間討議の在り方についての検討も行われ、各会派から意見を聴取することとなった。この意見をもとに、協議項目に沿った内容で今後の話し合いが進められる。
さらに、各会派から提出された提案課題についても協議が行われ、具体的な変更が決定された。傍聴者のパソコンやスマートフォンの使用を許可し、傍聴規則の改正も行う。また、請願・陳情の陳述人に対して、待機・傍聴席の設置が決まり、関連規則の改正案は次回提示される。議員名簿の個人情報掲載内容については、紙名簿の生年月日は現状維持とし、住所は町名までを公開することが確認された。郵便物送付先の指定も議員の希望を反映する形で改められる。これに関しては、再度の協議が必要とされている。
次に、議会改革に係る検討課題の選定が行われ、「議員間討議の在り方」と「常任委員会所管事務調査(他都市)のルールの再検討」の二つが議題として挙げられた。これらの課題については、政策検討会議委員長宛てに意思を伝える方針が示された。
最後に、次回の会議の日程が決定され、11月17日(金)の午後1時30分から開催されることが確認されている。