令和2年6月18日、神奈川県の犯罪被害者等基本条例検討協議会が開催された。この会議では、犯罪被害者等支援に関する取り組みが中心に議論された。
神奈川県くらし安全防災局くらし安全部の犯罪被害者支援担当課長から、その取り組み内容が詳しく説明された。続いて、横須賀市の出席理事者による支援活動についても報告がなされ、委員たちは質問を続けた。
討議の中では、神奈川県弁護士会からの要望書への対応が重要なテーマとして取り上げられた。議長は、条例の検討に当たり、考慮すべき点があれば指摘するよう求めた。その後、大学とのパートナーシップ協定の活用についても方針が示され、関東学院大学と調整する方向で話が進むこととなった。
さらに、意見を聴く者の扱いについても確認が行われ、協議会に出席する関係者を「外部委員」と呼称することで決定した。また、議長及び議会運営委員会に対する審査依頼も行われた。
協議の最後に、次回の日程が決定され、8月3日(月)午後1時30分に開会することが確認された。今後のさらなる議論が期待される。