令和朔年11月20日、横須賀市議会は臨時議会を開催した。
本日の議題は、議案第92号の令和元年度横須賀市一般会計補正予算(第4号)である。
上地克明市長は「今回の補正予算は、台風15号及び19号による被害の早急な対応を目的としている。」と述べた。特に、被災した農業者への支援や中小企業の施設修繕に掛かる経費を助成することが強調された。
具体的には、農業用施設の再建を助ける経費、そして市内の様々な施設の復旧に向けた経費が計上されている。リサイクルプラザ海釣りコーナーや猿島、海辺つり公園など、早期復旧を目指す意向が示された。
議案第92号の予算総額は1,686億7,486万4,000円であり、7億9,143万円の増額を見込んでいる。歳入に関しては、国庫支出金、県支出金及び市債を优化するとの意向が述べられた。
また、議長の板橋衛は、10月の予算決算常任委員会からの審査報告を受けて、すでにこの議案が審査済みである旨を報告した。
質疑については、特に発言がないまま終了。議案はすぐに常任委員会に付託された。
午後4時30分には再開され、青木哲正予算決算常任委員長からは、委員会で全会一致での可決が決定されたことが報告された。質疑も討論もなく、本議案は原案通り承認された。
閉会前に全ての議事が終了し、横須賀市議会は臨時議会を終えた。議会は今後も必要な補正予算に着手し、自治体としての責任を果たす方針である。