令和3年4月26日、新型コロナウイルス感染症対策検討協議会が開催された。
本日の主要議題は、高齢者向けのワクチン接種についての報告である。
健康部長は、総接種対象者約12万3,000人の内、80歳以上の高齢者に向けた接種が5月17日以降に開始されることを説明した。
特に医療従事者への接種は、約1万2,000人が想定され、接種率は約25%に達していると述べた。
また、高齢者施設への接種計画も進行しており、4月19日から接種が開始された。接種会場は、さいか屋、横須賀アリーナなど登録医療機関135カ所で設置され、計画的な実施が予定されている。接種券は、すでに80歳以上の高齢者に発送され、5月中旬以降には79歳以下の方々への発送も行われる。
さらに、接種予約は5月10日から開始され、複数の方法(LINE、ホームページ、コールセンター)で対応することが明らかになった。
防疫企画担当課長は、提案された「寝屋川モデル」に言及し、市民への情報提供の重要性を強調した。
一方、接種に伴う副反応への対策も検討されている。
医療従事者と運営スタッフによる体調管理体制を強化し、万が一の副反応にも迅速に対応する準備を進めているとの報告がなされた。市民からの不安な声も受け止め、市が情報発信を強化する方針である。
また、次回の協議会の日程についても言及され、緊急事態宣言発出を受けた議論が求められることが確認された。具体的な日程は、今後改めて調整される予定である。