令和2年5月14日、横須賀市議会が招集会議を開催した。
この会議では、多くの議事が進行され、特に副議長の辞職とその選挙が重要な議題として扱われた。副議長の青木哲正氏は、「一身上の都合により副議長の職を辞したい」と辞職願を提出した。議会はその辞職を許可した。
新副議長として投票が行われ、渡辺光一議員が39票を得て当選した。渡辺氏は、「議長を補佐し、円滑な議会運営に尽くす」と述べ、市民の期待に応える意欲を示した。
また、議事では神奈川県内広域水道企業団議会議員及び神奈川県後期高齢者医療広域連合議会員の選挙も行われた。いずれも厳正な選挙を経て、該当する議員が選任された。特に、南まさみ議員が後期高齢者医療関連で選出され、「安定的な運営への貢献を誓いたい」と力強く語った。
さらに、議員提出の報酬改正案が審議された。この内容は、議員の期末手当を10%減額し、その資金を新型コロナウイルス対策に使う意図がある。提出者の土田弘之宣議会運営委員長は、「市民生活の不安を払拭するための支援策の一部として活用したい」と強調した。討論の中で、小林伸行議員は「手続き上の問題がある」と反対意見を述べたが、最終的に改正案は賛成多数で可決された。
このように、本日の会議では新しい副議長の選出と重要な議案の審議が行われ、議会の運営体制が整った。また、議会は6月9日より再開される予定である。議長の板橋衛氏は閉会に当たり、「議会全体が一丸となってコロナ対策に取り組むべき」と強く訴えた。