令和6年の6月定例議会における議会制度検討会議が行われた。本会議では、議員間の討議活性化や、常任委員会のルールなどについて協議された。
まず、協議事項において「議員間討議の在り方について」議論が行われ、3月定例議会での各常任委員会の試行実施について報告された。資料の提供をもって、意見聴取を行い、活性化に向けた方法についてさらに協議することが決定した。これに関し、協議の中で「議員間での透明性が重要」と強調する声も上がったと伝えられている。
続いて「常任委員会所管事務調査(他都市)のルールの再検討」についても協議が行われ、令和6年度の実施方法を決定。正副委員長案に基づく形で進めることになった。前回の議論を受け、スムーズな運営が図られる見通しだ。
また「所管事項に関する質問」については、通告外の質問の範囲を委員長判断に任せることが決まり、特に緊急の案件については委員長が判断するとのこと。前期の議会制度検討会議の論点をもとに基準化される。
加えて、各会派から提出された提案課題についても協議。一部の課題について次回に持ち越され、特に「他都市調査の際の子どもの同伴」や「常任委員会視察後のフィードバック」などが次の協議で審議される。議会図書室の利用方法や新たな活用についても意見が交わされ、特別委員会からの意見を受けながら再検討が進められる模様である。最後に次回の日程について、5月29日午前10時30分からの開催が決まった。