令和4年3月定例議会の子どもの権利検討協議会が行われた。
この会議においては、パブリック・コメントに対する回答案についての協議がメインテーマであった。
その結果、提案に対していくつかの修正が決議された。
具体的には、No.3について、「考え方(対応)」の文言が変更され、「思いのまま」が「ありのまま」に、また「最も良いことを第一」が「最も良いことが第一」に修正されたと報告された。さらに、No.6に関しては、条文中の「養育すべき者」という表現について、執行部からの意見を確認後、修正を行う旨が伝えられた。
加えて、No.9では、「考え方(対応)」に「学校等の定義の中にフリースクールも含まれると考えます」という表現が追加されることが決まった。
これにより、フリースクールの位置づけが明確になったと言える。
次いで、No.19については、意見表明権に関する説明が追加され、条約第12条に基づいた権利が強調されている。
具体的には、「子どもは自由な方法でいろいろな考えを伝えることができる」との解説が新たに組み込まれた。
会議の最後には、次回の日程が令和4年3月1日(火)午後1時30分からの開催と決まった。
参加者は、今後の議論に向けて意見の取りまとめや準備を進めていく方針を示した。