令和2年9月定例議会の議会制度検討会議では、重要な協議事項が幾つか検討された。
提案された議題の一つが、委員会規則の改正についてである。この件に関しては、事務局案に基づいて既存の規則を改正することが決定されている。
また、議員定数の見直しが次回の再協議事項となった。当日、議会の議員定数についての具体的な意見は出なかったが、見直しの必要性が強調された。
政務活動費に関しては、会費の扱いについて現状どおりとする方針が確認された。これにより、会派間の活動資金に関するルールの維持がなされる。
請願署名議員の在り方については、「紹介議員は請願の内容に精通し、採択及びその趣旨の実現に努力しなければならない」との運営委員会の申し合わせを遵守する旨が述べられた。
議場に関しては、マイボトルの持ち込みは現状のままとする決定がなされ、当面の方針が維持されている。また、議会図書室の改革については、提案を取り下げた会派の申し出が了承されたが、事務局として関連図書の積極的な配架が求められた。
加えて、BCP防災訓練については、日本共産党から提案が取り下げられたが、8月21日に既に訓練が実施されることが確認されている。これらの協議を通じて、議会の運営における透明性と効率性が更に高まることが期待される。
次回の会議は10月2日(金)午後1時から開催される予定で、その内容について議員らの意見が集まることが見込まれる。