令和3年9月17日に開催された令和3年9月定例議会では、議会ICT化に関する重要な協議が行われた。
まず、市議会LANシステムの更新に関しては、生体認証機能の追加検討について、公明党から提案があり、取り下げることが決定した。これにより、ユーザーの利便性とセキュリティ向上の両面からの意見が考慮された形となる。
次に、クラウドストレージへの早期移行に関しては、議会局の提案が承認された。クラウドストレージの導入により、データ管理の効率が向上することが期待されている。これにより、今後の議会業務がよりスムーズに進行すると見込まれる。
その後、議会ICT化に係る今後の検討事業についても協議された。オンライン視察の受け入れについては、現段階では受け入れを行わないことが決定された。これは、現在の状況を鑑みて慎重に対応する姿勢が示されている。
さらに、議会ICT化基本計画の新規分に関しては、議場と委員会室の音響・映像システムの更新について次回再協議することが決まった。これにより、今後の議会の透明性と市民への情報提供がさらに充実することを目指している。
最後に、次回の日程についても協議が行われ、10月28日(金)午後1時30分から再度開会することが決定された。次回の議論に向けて、協議内容についての準備が進められることが期待される。