令和2年6月9日、横須賀市議会の定例議会が開催された。
この日、議会では市政に関する重要な議案が審議され、特に令和2年度の一般会計補正予算に関しては大きな注目が集まった。
上地克明市長は「補正予算では、感染症対策に関する施策を強化することが重要である」と強調した。
補正予算には、地域活動の回復を目的としたツアーバス誘致や観光資源の開発費用が含まれる。これに加え、企業の業務多角化を支援する経費も計上されている。
議案第63号では、市政功労者の選定が議題となった。この議案では、横須賀市公平委員会に在職12年の滝口秀夫氏を推挙している。
補正予算の一部では、新型コロナウイルスに関連する施策として、寄附金のコロナ基金への積み立ても行われる見込みだ。また、議案第76号では特例として防疫作業手当の規定が設けられ、特に新たな生活様式に対する対応が求められている。
さらに、議案第64号から第76号までの議案が一括審議される中、委員会への付託の省略が行われた。
質疑応答の場では、「各議案に対して質疑はない」とのことで、すぐに表決へと進んだ。
結果として、議案第63号は原案どおり可決された。
市議会では、これからも市民に寄り添った施策を続け、課題に対処する姿勢を示している。