令和4年12月定例議会の新型コロナウイルス感染症対策検討協議会が開かれ、最終報告書の修正案が協議された。
協議では、「新たな感染症流行に備えるための本協議会からの提言」や、確認及び要望事項一覧表の変更について意見が交わされた。特に医療機関との連携やICTの活用が重要なテーマとして取り上げられた。
西郷宗範委員長は、会議の冒頭で小林オブザーバーの欠席を報告し、最終報告書の説明に移った。議会局からは本協議会設置以降の総括が述べられ、過去の経験を基にした提言が提起されていることが強調された。特に「医療機関等との連携強化について」、「病院間の連携によって効率的に病床を確保することができた。」との記述について、議論が行われた。
また、田辺昭人委員は、最終報告書案のICT活用に関する部分について、「遅ればせながら」という表現が不適切であるとの意見を公表。これには多くの委員が同意し、修正を検討することで合意した。
小幡沙央里委員からは、確認及び要望事項一覧表に日付を記載することが必要との意見が示され、議会局もこれに同意した。委員たちは過去の情報の正確性や透明性を重視する姿勢を示した。
そして、次回の協議会の日程についても確認が行われ、12月1日午後1時30分からの開催が決定された。最終報告書案は、次回の会議で再度提示され、細部の修正が検討される予定である。
この会議では、今後も感染症対策の改善を進めていく姿勢が明確にされており、市民の生活を守るための継続的な対応が求められていると感じられる。