令和3年横須賀市議会の臨時議会が開催された。
2021年12月27日、横須賀市議会において議案第176号が審査され、議決される運びとなった。
本議案は、令和3年度の一般会計補正予算に関するもので、約27億3千万の増額を含む内容である。
市長の上地克明氏は、急遽臨時議会を開催していただいたことに感謝の意を表し、予算総額を1792億9,537万9,000円とすることを説明した。
この補正は、国が実施する子育て世帯への特別給付金に関するもので、未計上だった5万円分を支給するための経費である。
上地市長は、早ければ年内に給付を行いたいと述べた。
質疑応答はなかったが、特に小林伸行議員は、国の政策に対する不満を表明した。
彼は、財源を赤字国債に依存している点を指摘し、世代間の財政負担が懸念されると述べた。
また、地方創生に関して、財源を地方自治体に任せるべきだったとの見解を示した。
小林議員は、追加的な提案として、地域通貨の導入が必要であると強調した。
彼は、過去に議論されてきたテーマであり、地域経済の活性化につながると考えている。
地域通貨を用いた福祉給付の迅速化を提案し、今後の議論が期待されるとの意見を述べた。
このような議論を経て、議案第176号は全会一致で可決となり、横須賀市における子育て世帯への支援が進められることとなった。