令和3年5月13日、横須賀市議会は招集議会を開催した。
会期に関する議題では、期間が令和4年4月30日までの353日間とされることに異議は挙げられなかった。議長選挙では、大野忠之議員が39票を獲得し新議長に選出された。
大野議員は就任に際し、昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響下での市議会の役割の重要性を強調した。市民の安全で楽しい暮らしの実現に向けて、議会の一員としての責任感を述べた。また、副議長選挙においては、伊関功滋議員が当選し、新体制の下での議会運営に意欲を示した。
それぞれの常任委員会の選任も行われ、各委員の名簿が提案された。この選任は、議会の機能を円滑に進めるための重要な決定である。特にコロナ禍において、各委員が果たす役割が増すことが予測され、慎重な議論を経て決定された。
また、子供の権利に関する条例案の策定を参考とするためへの議員派遣も決定された。この派遣には、角井基議員をはじめとする6名が含まれる。
議案58号と59号も提出され、双方ともに異議なく承認された。これにより、議会は今後の市政運営に向けた準備を進めていく態勢が整った。議長の辞職願も許可され、新たな体制のもとで市政進展に努める旨が伝えられた。
横須賀市議会は、次回の会議を令和3年6月2日に予定し、今後の議論と決定が期待されている。議員は市民のための活動にますます取り組む姿勢を見せている。