令和5年9月19日、横須賀市議会での定例議会が開催された。
この日の重要な議題に関して、上地克明市長は平和モニュメントの設置から2年半の評価について強調した。モニュメントは平和の象徴として、来る者に平和の大切さを訴える役割を果たしていると述べた。特に、訪問者が増加していることを実感しており、ライトアップイベントが市民や市外からの来園者を引き寄せていると報告した。
藤野英明議員は、ライトアップの日程に June 23日を加えるべきではないかと提言した。この日は沖縄の慰霊の日であり、平和への思いを再確認する良い機会であるため、平和モニュメントにおいても重要な日として考慮されるべきであると訴えた。上地市長は、同意の意を示し、今後検討すると述べた。
さらに、8050問題に関連する事件について、市長は市民との相談体制を強化する必要があると認識していることを示した。藤野議員からは、相談支援体制の見直しが求められ、再発防止のためにより積極的な施策が必要とされていると伝えられた。
また、夜間福祉相談の試行の評価についても言及された。相談件数が予想よりも少なかったが、必要な方が接続できるかどうかが重要であるとされ、引き続き改善が求められることとなった。市長も情報発信の重要性を再確認し、実施することに意欲を示した。
リトルベビーハンドブックに関連しては、新たに配布が行われ、市内の間接的な支援についても市民に伝える努力が懸命に続けられている。市としては、リトルベビーへのサポートを拡充することが期待されている。
議会では、議案関連の内容が一連の報告として行われた。保健福祉、介護支援制度への改善策が慎重に議論され、市長は、これまでの取り組みを評価しつつ新たな運営形態の必要性について関係者との協議を行うことを表明した。このように、複数の重要な議題が議論され、壇上での市議会の動向が注目された。今後の運営には市民の意見を反映させる取り組みが求められているといえるだろう。