令和3年6月の定例議会において、新型コロナウイルス感染症対策に関する協議が行われた。
会議では、ワクチン接種予約についての説明があり、市民からの深刻な混乱が報告された。コロナワクチン担当部長は、「約2万7,000人が対象で、アクセスが集中したためシステム障害が発生。結果として985人が整理券を受け取ったが、558人が予約できず帰ることになった。」と述べ、市民に多大な影響を与えたことを詫びた。
また、コロナウイルス感染症に関しては、各会派からの市の対策の確認が行われ、特に「まん延防止等重点措置」の必要性が議論された。小林伸行オブザーバーは「既に日本は多くの人が感染している状況。国の対策に対して根拠を持って説明できる状態ではない。」と主張し、実際の許可を確認する必要性について言及した。
さらに、医療機関の状況についても意見が交わされた。市の医療機関では引き続き新型コロナウイルスの治療に当たっており、横浜市や川崎市からの患者受け入れの実態についても話題が挙がった。