令和2年5月15日に新型コロナウイルス感染症対策検討協議会が開催された。
この会議では、市議会の対応として、インターネット中継の実施が決定された。これに関し、大野忠之委員長が「市議会の運営において、インターネット中継は重要です」と強調した。
また、遠隔開催についても議論が交わされた。小林伸行オブザーバーは「感染者が出た場合の遠隔開催の必要性を確認しておくべきだ」と述べる。さらに、議会BCPの改訂も重要なテーマとなり、現行のBCPに感染症対策を盛り込むべきとの意見も出ている。
大村洋子委員は「全ての議論を本日中に済ませることが可能ではないか」と提案。これに対し、大野委員長は、時間に余裕があれば協議を進める意向を示している。次回の協議に向けた意見交換も行われ、効率的な運営を確保するための考慮が成された。
傍聴に関しては、安全確保のため、人数の制限やソーシャルディスタンスを意識した出席方法が話し合われた。西郷宗範委員は「一般質問の際には、控室での視聴も可能ではないか」と提案し、議論の幅を広げる意向を示している。
このような中、協議会は今後の定例会の具体的な方針をまとめることが求められている。各種感染症の影響を踏まえたBCPの更新、さらには資金調達の必要性についても意見が寄せられており、今後の会議において、より具体的な方針と実行計画が策定される見込みである。