令和3年3月31日、横須賀市議会は臨時議会を開催し、2件の重要な議案について審議した。
議案第55号は「固定資産評価審査委員会条例中改正」であり、押印および口述書の署名押印に関する規定を廃止することが提案された。この改正により、手続きの簡素化と迅速化が期待される。
上地 克明市長は、議案の概要を説明した際、「審査申出書の押印などを廃止することで、手続きが円滑に進むことを狙った」と述べ、議会の審議を促した。
次の議案第56号は「横須賀市市税条例中改正」で、これは地方税法の改正に伴い、固定資産税の特例期間を延長する内容が盛り込まれている。この改正にトより、税務上の公平性が高まるとされている。
質疑応答の時間では、議員からの発言はなく、すぐに採決に移った。両議案とも、所管の常任委員会で原案通り可決されることが報告された。特に、議案第55号は「全会一致で可決すべき」との表決が無事行われ、議長はこの結果を称賛した。
この臨時議会の開催は、市税に関連する重要な法規制の見直しを行うものであり、迅速な対応が求められていることを示している。同議会は、今後も市民の声を反映しつつ、必要な法改正や見直しを続けていく方針である。
最後に、議長の板橋 衛氏は「本日は全日程が終了した」と言葉を締めくくり、午後3時14分に散会した。