令和2年9月定例議会において、新型コロナウイルス感染症対策検討協議会が実施され、様々な検証結果が報告されました。
主に、協議会では新型コロナウイルスに関連する対応についてのさまざまな検証が行われ、その結果が各部局での今後の対策に反映される見通しです。
健康部疾病予防担当部長からは、感染症対策の実施状況や、新型コロナに対する市内病院の対応状況に関する報告が行われ、具体的な数値として、市内医療機関へのマスク配付状況について992個の防護服と約5万枚のマスクが配付されたことが示されました。特に、これらの支援が医療現場でどのように活用されているかが強調され、各病院の在庫確保策が重要であるとされました。
また、心身の不調を抱える職員の支援策についても議論され、職場環境を改善するための取り組みが必要であるとの声が上がりました。職員の心のケアや支援体制の強化が求められています。
さらに情報発信においては、広報紙やコールセンターの状況が取り上げられました。広報よこすかの配布方法には問題点が指摘され、特にエリアごとの配布状況にバラつきが見られました。今後は、ポスティング業者との連携および迅速な情報発信が求められています。
一方で、コールセンターの着信数は大幅に増加し、昨年に比べて新型コロナウイルス関連の問い合わせが多くなっています。それに伴い、応答率が低下している現状も把握されています。このため、今後、応答体制の見直しや、より適切な情報提供の方法を検討する必要があります。
また、学校関係についても、学びの遅れに係る研修が実施されており、今後の学習計画が示されました。文部科学省の指導に基づき、原則通りのカリキュラムを進めつつも、実際の授業に合わせた柔軟な対応が求められます。
今回の議会では、各部からの報告を受けて、今後の新型コロナウイルス対策をより一層強化する方針が確認され、協議会は閉会しました。