令和3年6月定例議会の新型コロナウイルス感染症対策検討協議会が開催された。最初に委員長の互選が行われ、新たに西郷宗範委員が委員長に選出された。前委員長の大野忠之氏は、これまでの活動について感謝の意を表し、新たな委員長にも協議会の運営を期待した。
次に、新型コロナウイルス感染症に関する市立小学校の事例が報告された。教育長からは、4月28日から5月7日までの間に教職員と児童を合わせて12名の陽性者が確認されたと述べた。感染者の出た学校では臨時休校措置が取り、学習保障のための課題が配布されたことが伝えられた。議員による質問も交え、具体的な対策が協議された。
さらに、市の対策についての新規案も検討された。会派から28件の要望があり、次回以降で具体的に話し合うこととなった。今後、ワクチン接種に係る周知や感染症対策の徹底についても議題に上がり、教育委員会と連携した対策が求められた。
市議会の対応についても協議が行われ、今後も公衆衛生と経済活動の両立が重要であるとの声が上がった。議会の運営については、引き続き現在の方針を維持することが決定された。
次回は、5月25日に開催される予定である。それまでに、情報の整理や必要なデータの収集が求められた。