令和4年6月1日、綾瀬市議会では6月定例会が開会され、重要な議案が提案されている。
今回の議題には、補正予算案や指定管理者の指定が含まれており、特に市の一般会計補正予算(第1号、第2号)に注目が集まっている。
市長の古塩政由氏は、議会内での説明において、補正予算の総額について言及し、第34号議案に関して、特別給付金の支給を行う理由として、低所得の子育て世帯への支援が強調された。今回の補正は、歳入歳出それぞれ5,298万5,000円を追加し、予算総額304億6,298万5,000円とするものである。
次に提案された第35号議案についても、同様に歳入歳出3億5,555万円の補正を行い、308億1,853万5,000円への増額を目指している。これは、国が実施する新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金事業に関連する経費を含んでいる。
また、指定管理者の件では、光綾公園多目的フィールドの管理者としてミズノグループが選定された。これは、スポーツ振興を目的とした管理運営が期待される。この選定は、指定管理制度に基づくもので、指定期間は令和4年8月から令和6年3月までの約1年8か月間とされている。
さらに、議会では、市民福祉につながる補正予算や指定管理者指定に関して、質疑応答が行われた。議員からは、補正予算の具体的な使途やその影響についての質問が出され、専ら市民への影響に焦点を当てていることが明らかとなった。特に、低所得世帯への支援施策は、社会福祉が求められる中で重要な役割を担うと指摘された。市役所は、これらの予算措置が円滑に実施されることを強く求めている。
今後、議会はこれらの議案の審議を進め、さらに市民生活の向上につなげていくことが期待される。議会では、継続して市民の生活向上に寄与する施策が求められ、討論が続く見込まれる。