令和6年6月定例会において、市政に対する一般質問が行われた。
公明党の野田広吉市議は、高齢者における健康寿命の延伸、特に肺炎予防について質問した。
議員は、65歳以上の高齢者の肺炎による死亡率が高いことを引用し、肺炎対策の重要性を強調した。
市長の古塩政由氏は、肺炎予防として、ワクチン接種や誤嚥防止の口腔ケアの重要性を述べ、今後も高齢者の健康寿命を延ばす努力を続ける意向を示した。
次に、上田博之市議は、新図書館の建設と自己負担が高額な新型コロナ薬に対する市独自の支援を求めた。新図書館について、市長は市民のニーズを反映した設計に取り組む意向を明かし、自己負担が大きな新型コロナ薬に関しては、国の動向を見つつ支援を検討する姿勢を示した。
福田久美子市議は、自殺対策と高齢者介護におけるみとりの取り組みについて質問した。市長は、自殺対策計画の改定を通じた地域の連携強化と、みとりに向けた支援体制について説明した。
成田龍二市議は、新型コロナワクチンの接種に関する不安と健康被害の実態を指摘し、透明性の高い情報提供を求めた。市長は、公募による指定管理者制度や市民サービスの向上として、予防接種の広報活動を改善する意向を示した。
また、多文化共生や地域づくりについて安藤多惠子市議が質問し、綾瀬市での取り組みの成果を確認した。市長は、地域の活性化に向けた導入策を強調した。
最終的に、様々なアジェンダについて、計画的な政策が展開されていることが確認され、市民生活の充実に向けた努力が続ける必要性が強調された。