令和5年第4回花巻市議会定例会が開会した。
本日の会議では、議事日程に沿って多くの議案に対する承認が求められる。特に注目されるのは、議案第86号から第111号までの様々な補正予算や条例の改正案である。
まず、議案第86号では一般会計の補正予算(第7号)についての専決処分が承認される。これにより、歳入歳出予算がそれぞれ577億5,886万円に増額される見込みだと岩間裕子総合政策部長は説明した。
続いて議案第87号、議案第88号でも一般会計の補正予算がそれぞれ提出され、歳入歳出が592億5,886万円、599億5,886万円まで拡張される。
また、議案第90号では一般職の職員の給与に関する条例の改正が提案され、この改正では期末手当の支給月数が見直される。
市民の福祉を目的とした議案も多く、議案第97号では妊産婦や重度心身障害者に対する医療費給付条例が改正され、所得制限が撤廃される。
一方、教育市場に関連した懸案として、教育長の佐藤勝氏は、教育委員会の職員に関連する不祥事について謝罪を行った。この事案は青少年のための環境浄化に関する条例違反によるもので、社会的影響が大きいとされている。
さらに、意見書案第3号では学校給食費の無償化が求められ、国に対する要望が確認された。これは子育て世代への負担軽減を目的としている。
最後に、議長が本日の日程を終了する旨を告げたが、これからも市民生活向上に向けて様々な施策や条例改正が議題に上がることが期待される。定例会は12月14日まで続く予定だ。