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花巻市議会が臨時会、2億円の補正予算を承認

花巻市議会が令和3年第2回臨時会を開き、2億円の補正予算を承認。除雪業務や新型コロナ対策が主な内容。
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令和3年2月12日、花巻市議会は臨時会を開催し、補正予算に関する議案を審議した。

この日は、議案第6号と第7号が主要議題でありました。議案第6号では、令和2年度一般会計補正予算(第26号)の専決処分について承認を求めました。

同予算は、除雪業務委託料不足から生じたもので、歳入歳出それぞれに2億円を追加し、総額を665億9,962万6,000円とする内容である。財務部長の松田英基氏は、「この措置は必要な対応であり、市民生活に影響を与えないよう最優先で行った。」と説明しました。

続いて、議案第7号令和2年度一般会計補正予算(第27号)についても説明が行われた。この補正は、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業支援やワクチン接種に関連する様々な対策費用を含んでいます。財務部の松田氏によると、「新型コロナウイルス感染症対策のため、総額668億9,392万円の予算となる見込みです。」

特に注目すべきは、中小企業への支援金給付が30万円から50万円に増額されることです。これは、感染症の影響で今も厳しい状況にある業者への支援として重要です。

会議の中では、除雪業務に関する質疑も行われました。櫻井肇議員は地域の除雪計画について質問し、地域との連携の必要性を強調しました。彼は、「業者が替わった件や地域の声をもっとよく伝え、対応してほしい」と訴えました。藤原忠雅副市長は、地域への説明会の開催がコロナ禍で難しくなっていたと説明しましたが、今後は改善策を検討する考えを示しました。

また新型コロナウイルスワクチン接種事業に関する質疑もありました。この接種事業は医療従事者を優先対象とし、次に高齢者、そのほかの施設に従事する方々が含まれることが確認されました。高橋靖健康福祉部長は、「接種体制を早急に整え、市民が安心して受けられる環境をつくっていく」と発言しました。

このように、本臨時会では予算の承認に関わる重要な議題が多く取り上げられ、市民生活に直結する施策が進行中であることが確認されました。体制の充実とともに、新型コロナウイルスに対応する施策が今後も重要な課題として残ることとなります。

議会開催日
議会名令和3年2月花巻市議会臨時会(第2回)
議事録
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