令和3年8月23日、花巻市議会の臨時会が開かれ、多くの重要な議題が審議された。
会議は、小原雅道議長のもと、午後2時より開始された。
初めに、会議録署名議員として、久保田彰孝氏、照井省三氏、羽山るみ子氏が指名され、会議の会期は本日1日と決定した。
主要な議案として、一般会計補正予算(第6号)が審議された。布臺一郎財務部長は、「はなまき暮らしの継続応援事業費に不足が生じたため、歳入歳出予算に872万7千円を追加し、総額を499億1千953万9千円とする」と説明し、議会から承認を求めた。
質疑では、近村晴男氏が専決処分の緊急性について質問し、松田英基総合政策部長が「14日には議員説明会を行う予定だったため、必要性があった」との見解を示した。
次に、常勤特別職の給料減額支給に関する条例が提案された。松田部長は、「藤原忠雅副市長が市民の信頼を損ねる行為を行ったため、減額処分を求める」と述べた。櫻井肇氏は、「市民の協力を得るためにも、責任を果たす必要がある」と質疑し、藤原副市長は「今後の対応について前向きに検討したい」と回答した。
さらに、一般会計補正予算(第7号)では、新型コロナウイルス対策として、歳入歳出それぞれに7億8396万2千円の追加を計画している。布臺財務部長は、「ワクチン接種に必要な経費や、経済支援を行うための予算措置が含まれる」と述べ、審議が行われた。