令和4年7月13日、花巻市議会の臨時会が開かれ、重要議題が審議された。
本会議では、まず会議録署名議員の指名が行われ、藤井幸介議員、照井明子議員、若柳良明議員の3名が選ばれた。
続いて会期の決定が議題に上がり、会期が本日1日とすることが全議員の異議なく決定された。
日程の最終項目である議案第55号、花巻市墓園条例の一部改正が審議され、総合政策部長の岩間裕子氏が提案理由を説明した。今回の改正は、石沢墓園の使用料を変更するもので、区画によって15万円および10万円の使用料が定められた。
この改正については、近村晴男議員が、使用料設定にあたる合理性を問う質疑を行った。これに対し、石鳥谷総合支所長の菅原浩孝氏が、使用料が妥当である理由を詳細に説明した。
議長の藤原晶幸氏は、質疑がないことを確認し、議案を採決したのであるが、全員の異議なく原案は可決された。これにより、条例改正が進行することとなる。
会議は、全議題の審議終了を受けて、午前10時10分に閉会した。議会の後処理を行う市長は、議会の進行にあたり、多忙ながらも議員たちの意見を反映させる場を設け、議事の円滑化に努めたことが特筆される。