令和5年第2回花巻市議会定例会が6月16日、開会しました。
会議では、会期が14日間と決定され、6月29日まで続きます。
この会期中には多くの議案や行政報告が行われる予定です。
上田 東一市長は、新型コロナウイルス対策について報告しました。
感染症法上の分類が変更され、対策本部を廃止したと説明しました。
また、ワクチン接種の進捗も共有し、今後の接種計画について具体的な詳細を述べました。市内では、65歳以上が対象の接種が進行中です。
議案の中でも特に「花巻市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」に関する報告があり、市は専決処分を行い、その承認を求めることとなっています。
さらに、花巻市市税条例及びその他の条例の改正案も提案されました。これには、乳幼児や妊産婦に対する医療費支給の見直しが含まれます。
特に地域経済の成長、発展に向けた取り組みとして、固定資産税の課税免除に関する条例改正も進められます。こうした改正は、地元の経済振興を目的としており、強い期待が寄せられています。
報告も盛りだくさんで、令和4年度の一般会計繰越明許費の繰越しや、下水道事業予算の状況などを報告しました。今後の議会運営においても、積極的な討議が見込まれています。
この定例会の進行にあたり、議長からは議会の透明性向上や市民との情報共有の重要性も強調されました。これにより市民参加型の議会運営を推進する意図が示されています。
次回は6月22日に再度集まり、提案された議案についての審議を行う予定です。市民の目もこの議会運営に向けられています。