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東海村定例会で自給率向上や交通安全、公共施設管理の重要性が議論される

東海村定例会では、農業政策や公共交通、高齢者支援、都市公園管理が注目され、地域課題への対応が求められた。
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令和4年6月9日に開催された東海村議会定例会では様々な地域課題が議論された。特に村上孝議員から提起された自給率向上のための農業政策や、ほしいもの残渣の処理についての質疑が注目を集めた。村上議員は、自給率向上に向けた具体的な農業施策の必要性を訴え、産業部長の菊池敬氏は、地産地消や環境負荷軽減に配慮した施策を展開していることを強調した。さらに、現在の食料自給率向上を目指す国の動向を踏まえた具体的な取り組みの重要性をなどが述べられた。

また、村上議員は高齢者向けの公共交通の在り方についても言及。デマンドタクシーの利用状況を踏まえた提案や、運転免許返納者への支援策の強化についても具体的な要望があった。産業部長の菊池敬氏は、退職後、移動手段が失われる高齢者への配慮を示しつつ、地域公共交通会議で改善案件を協議する意向を表明した。

さらに、都市公園の利用に関する管理の在り方についても議論が交わされ、事故を防ぐための危険注意喚起やルールの徹底を求める意見が出された。この他、公共施設の総合管理計画については、データ収集と基盤整備の改善、さらにはICTを駆使した効率化が求められると強調され、今後の施設管理と住民支援を見据えた行動が期待されている。

議会ではまた、国土強靭化地域計画において重点を取るべき課題が確認され、柔軟かつ持続可能な地域防災体制の構築を図る必要性が議論された。さらに、盛土行政の改革についても、国の法整備が急務であるとの認識が広がり、地域の特性に応じた具体的施策を求める声が挙がった。

また、ごみ処理基本計画についても見直しが必要であり、排出削減に向けた数値目標が設定され、持続的な取り組みが求められる。

議会開催日
議会名令和4年第2回東海村議会定例会
議事録
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