令和6年第1回茨城町議会定例会が開催され、議案の審議が行われた。
本日は、42の議案及び請願・陳情が提起され、特に多くの議案が承認される結果となった。議長の山西正樹氏は、出席した全ての議員に感謝の意を表するとともに、議会の活動に対する町民の期待に応えるよう努力する意義を強調した。
総務・経済建設常任委員会の副委員長である高安将能氏は、15件の議案と1件の請願に関して、その審査経過を報告した。特に、議案第2号においては公の施設の広域利用に関する協議が含まれ、議案第4号では特定の個人を識別するための法律に基づく条例改正が提案されたと述べた。
議案第14号に関しては、日本共産党の佃敬子議員が反対意見を述べ、その後の人口減少と少子化対策の重要性を訴えた。また、介護保険料の値上げが提案されており、福祉に影響を与えることから慎重な対応を求められた。
続いて、教育民生常任委員会の報告において、関俊治委員長が提出した議案11件の審査結果が報告された。特に、奨学金貸付条例の改正に関し、町のさらなる子育て支援による環境づくりの必要性が述べられた。
また、新たな提案として、美野田龍敬議員から議会改革調査研究特別委員会の設置が提案され、議会のICT化や町民の声に耳を傾ける姿勢が求められた。
議会内では、議案43号から45号までの審議が行われ、各議案が原案通りに決定された。特に、人権擁護委員の推薦については、石毛常己氏が選任されるということで承認が得られた。
最後に、閉会宣告がされ、退任する副町長らへの感謝が述べられ、今後の町の発展に期待が寄せられた。議会は、今後も町民のための施策を推進し、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを続けていくこととなる。