令和2年12月1日、東海村にて第4回定例会が開会された。
出席議員は18名と定足数を満たし、会期は本日から18日間に決定した。
議長の飛田静幸氏は議事日程を報告し、まず会議録署名議員の指名が行われた。指名されたのは、恵利いつ議員、植木伸寿議員、岡崎悟議員の3名である。続いて、会期の決定が議論され、異議なく受け入れられた。
その後、さまざまな報告が行われた。監査委員から7〜9月の出納検査結果の報告があり、教育委員会からは教育行政評価報告書が提出された。これにより、議員は地域の状況を把握する機会を得た。
続いて、山田修村長が行政報告を行った。報告の中で、まず名誉村民である照沼信邦氏のお別れの会について言及した。故人を偲ぶ会には約150人が参加し、和やかな雰囲気の中で行われたことが伝えられた。
また、新型コロナウイルス感染症への対策として、村内事業者への支援を強調し、割引キャンペーンを実施することを発表した。このキャンペーンは、参加事業者に対して30%の補助を行うもので、消費の落ち込みに対応する意図がある。
その後、今定例会に提出された議案について説明がなされた。今回の議案は、条例の制定や改正、補正予算など合計14件が中心で、特に文化財保護のために制度を整備する旨が述べられた。特に、東海村文化財保護活用基金の管理に関する条例の設置が焦点とされ、村の文化的資源の維持と活用に寄与することが期待されている。